べゴニアの育て方
挿し木(直ざし)
植物を増やす方法として、挿し木という方法があります。
挿し木の中でさらに分けると、育苗挿し(いくびょうざし)と直挿し(じかざし)に分けられます。
育苗挿しは植物を節3節目で切り、育苗箱に挿し、箱の中で植物体から根を発根させ、根が出たのを確認して、鉢に植えこむ方法です。
直挿しは、植物を節3節目で切り直接、培養土に挿し発根させる方法です。
今回は直挿しをしてみます。
用意するものはハサミ、培養土、花が終わったベゴニアです。
植物の3節目にハサミを入れ切りましよう。植物の切断面を傷めると根が発根しにくくなるので、切れ味の良いハサミかカミソリでスッパリ、ためらわずに切ります。
赤い丸の部分がポイントです!新芽と脇芽となる部分です。
これらの部分がしっかり健全でいるか確認しましょう。
腐っていたり、黒く変色しているものは良くありません。
そして培養土に植え込みます。
今回は1つの鉢に2本挿しました。
ポイントは本葉がお互い外側を向くように植え込みます。外側を向くように植え込むことで、植物体の容姿まーるく育ちますので見栄えが良くなります。
植物がしおれないように、1度たっぷり水を与えます。2週間程明るい日陰で管理します。この時は乾かし気味で管理します。