べゴニアの育て方
水やりは?
生産者の言葉にも「水やり3年」という言葉があるように、水やりにも3年間くらい技術を習得するには時間がかかると、いうような言葉があります。そのくらい水やりは難しいのです。
ですが、ベゴニアの根がたくさん張り出す開花期になりますと一般の方でもコツさえつかめば水やりが簡単にできます。ここでは水やりのポイントをご説明します。
ポイント1土の表面が白く乾いたら、水をあげるタイミングです。ここで注意するのは水をたっぷり鉢底から水がしみ出る程、与えます。よく水やりを控えめにとあいまいな表現で書かれたラベルや記事を見ますが、ベゴニアの場合は乾いたらたっぷり水を与えます。水量を控えるのではありません。
ポイント2水やりのタイミングは生産者がどのようなタイミングで水やりをするか判断するかというと、ズバリ鉢の重さです(商品の重さ)。重さを正確に測るわけではないですが、鉢を持ち上げた時ズッシリ重いと水が鉢内にあります。しかし、次第に鉢内の水分が少なくなると鉢が軽くなります。実際に、水やり直後と乾いたときを持ってみると違いがわかります。鉢が軽くなったら水をあげましょう。実際に鉢を持ってみて重さを比較してみると、違いが分かると思います。
ポイント3注意点で植物をダメにしてしまうのは愛情過多による、頻繁な水くれです。根は加湿を嫌い、空気を必要とします。ですので頻繁に水くれをしすぎると根は加湿により、酸欠を引き起こします。人間と一緒で空気が必要なのです。水を与える前に土の表面が白く乾いているか、鉢が軽くなっているか確認して水やりをする習慣を身につけましょう。
水やりの際は葉をできるだけ濡らさないようにします。画像のように鉢の表面に水を流し入れます。葉をあまり濡らしすぎると葉を傷める原因になります。