べゴニアの育て方
ベゴニアのルーツ
ベゴニア(Begonia)シュウカイドウ科ベゴニア属の多年草です。野生種だけでも2000種、交配種にいたっては約15000品種もあります。一言でベゴニアといっても、大変くくりが大きいのです。
では、大きく分けて3つのグループに分かれます。
「リーガース・ベゴニア」は一般的な鉢植えされた鉢花です。
「センパフローレンス・ベゴニア」は花壇で植えられているのを見かけます。
「レックス・ベゴニア」は恐竜の皮膚のような葉の模様が特徴な観葉ベゴニアです。
ベゴニアの名前の由来はヨーロッパと深い歴史があるのです。
ミシェル・ベゴン(Michel Begon1638-1710)
中世のフランス総督ミシェル・ベゴンの名前に由来します。ミシェル・ベゴンはフランス国王ルイ14世と関わりのある人物です。彼は総督時代にルイ14世に植物学者シャルル・プルュミエ(1646-1704)を推薦し、フランス総督ミシェル・ベゴンの名から、「ベゴニア」と命名したのです。
つまり、ベゴニアはフランス国王ルイ14世とフランス総督ミシェル・ベゴンから愛でられた高貴な花で約350年以上の歴史と格式のある植物です。
時代と共にベゴニアの交配は重ねられ、園芸品種がたくさん世にでました。そこで、なぜリーガース・ベゴニアかといいますと由来は旧西ドイツの「オットー・リーガー」が育種し、名前にちなんで「リーガース・ベゴニア」と命名されました。花屋さんだとリーガーと表記されてます。
リーガース・ベゴニアは園芸品種で、可憐に小輪で咲く花から見事な大輪を咲かせる花まであり、色幅も大変豊富です。ベゴニアの特徴は花に季節感がないことです。つまり、お誕生日、お祝事、記念日、母の日、会場の飾り花、ご自宅で。あらゆる花が必要とされるシュチュエーションでベゴニアは対応ができるのです。ベゴニアライフは真夏を除き、1年通してベゴニアを出荷しています(7月下旬~9月上旬はオフシーズン)。
リーガース・ベゴニアは室内管理用の鉢花なので洗練されたインテリアフラワーとして、あなたの生活に彩を提供します。造花では表現しきれない生命の美しさ、愛おしいさをお楽しみください。
あなたの心と生活空間はきっと華やぐことでしょう。