べゴニアの育て方
また花芽をつけさせるには?
母の日や誕生日で贈られたベゴニアの花が終わってしまった場合どうすれば、再び花芽をつけるでしょうか?
一般のご家庭でも、できる方法をお伝えします。
夏の高温はベゴニアに負担がかかるので、葉を最低10枚以上残して切り戻した状態にしておきます。
※できれば高温時の切り戻し避けて、梅雨時期や秋になるタイミングで切り戻しましょう。
まずは、ベゴニアがどうやって花芽を着けるのか、その生理現象からお伝えします。
植物は長日植物と短日植物に分けることができます。
1日24時間のうち約12時間以上明るい状態が続いた場合に花芽分化して花芽を着けるのが、長日植物。
逆に約12時間以上暗い(真っ暗)状態が続いた場合に、花芽分化して花芽を着けるのが短日植物。
長日の品種もありますが、ベゴニアライフで販売しているベゴニアは短日です。
しかし一般のご家庭で部屋を真っ暗にするのは大変ですよね。
簡単に真っ暗にする方法はベゴニアに段ボールを被せて真っ暗な状態します。
例えば、夕方5:00に被せてあげて、朝7:00に箱から出せば、暗い時間が14時間となりますので、花を着けやすくなります。
また夕方6:00に暗くして~朝8:00に明るくしてもいいでしょう。(14時間暗い)
これを約2週間続けると脇芽が花芽になりやすく、花が着きやすくなると思います。
この作業を短日処理といいます。
短日処理に決まった期間はありませんが、最低10日ほど続けると効果が出てくると思います。
注意点
※暗くしている時は段ボールから絶対に出さないこと。明るくすると短日処理の効果がなくなります。
※短日処理する場合は最低10日は毎日行いましょう。
途中で止めてはだめです。芽が花芽になっているか観察しながら育ててあげましょう。
花芽に分化していれば、花を咲かせてくれます。